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 今年、ドイツ・サッカーワールドカップで日本女子が初優勝、国中が喜びに沸きたちました。また、NZでは、ラグビーワールドカップで、大いに盛り上がっています。ソフトテニスも、10月27日より、「第14回世界選手権大会」が、韓国・聞慶市で開催されます。

 世界選手権大会の母体は、1956年に始まった3ヶ国(日本・韓国・台湾)対抗アジア選手権大会です。第2回アジア選手権(1958年・東京国立競技場)に、浦高4回卒の近藤さん(故人)と9回卒の西村さんが日本代表で出場!西村さんは個人戦3位という快挙を達成しました。アジア選手権大会は1973年まで9回開催され、1975年の国際ソフトテニス連盟(ISTF)の創立時に、第1回世界選手権大会(米ハワイ州)として引き継がれ、その後、1991年までは2年毎に、1991年以降は、4年毎に開催されています。現在、参加国は50ヶ国にせまり、全大陸に及んでいます。種別は、スタート時から行われている、男女ダブルス、国別対抗に加え、男女シングルスが1995年から、ミックスダブルスが2003年から採用され、7種別において、熾烈な優勝争いが繰り広げられています。第4回大会(1981年)で4種別完全優勝を成し遂げたソフトテニス宗主国である日本も、近年は大苦戦、前回大会では、韓国が7種別中6種別に優勝しました。

 過去、日本人男子の世界選手権優勝者は6ペア12人、その内、埼玉県出身者が4人もいます。川口高卒が3人(桜井氏、沖田氏、木之村氏)、松山高卒が1人(大木氏)です。沖田・桜井ペアは1971年インハイ優勝を果たしています。これ以降、埼玉県男子の優勝はありません。4人共、私と同世代、特に同学年の沖田氏や大木氏と、県新人戦、関東県予選、インハイ県予選すべてで戦った試合はいい思い出になっています。

 今年の日本代表選手団12名(男女6名ずつ)の内、埼玉県出身者が2名選出されました。菅野創世選手(川口市役所)と上原絵里選手(ナガセケンコー)です。2人とも上尾高校出身、インハイ3位、1位と高校時から際立った存在でした。 

 日本男子は、国別対抗、ダブルス、シングルスの3冠を狙います。国別対抗は2大会連続、ダブルスは1995年以来の優勝を、篠原・小林(日体桜友会・ミズノ)、菅野・中本(早稲田大)、玉川・長江(三重高教・NTT西日本)に託します。今だかつて優勝したことのないシングルスでは、菅野選手(2010全日本シングルス優勝)、長江選手(2011同優勝)が、大いに期待されます。女子では、アジア大会2連覇中の上原選手が、大活躍してくれることでしょう。


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浦和高校ソフトテニス部麗和会
世界選手権大会 2011年10月7日 19:19